望月 哲也

Tetsuya Mochizuki, curriculum vitae

東京藝術大学卒業。同大学院及び二期会オペラスタジオ修了。文化庁在外派遣研修員としてウィーンに留学。第35回日伊声楽コンコルソ第3位入賞。第11回奏楽堂日本歌曲コンクール第2位入賞。第70回日本音楽コンクール第2位入賞。

二期会/ハンブルグ州立歌劇場共同制作『皇帝ティトの慈悲』タイトルロール、『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ、新国立劇場『魔笛』タミーノ、『タンホイザー』ヴァルター、『ヴォツェック』アンドレス、『アラベッラ』エレメル伯爵、『夜叉ケ池』(世界初演)晃、びわ湖ホール・神奈川県民ホール『ラ・ボエーム』ロドルフォ、《びわ湖リング》『ワルキューレ』ジークムントなど数多くの舞台で活躍。近年では、18C.デュトワ指揮『サロメ』(上海公演)ナラボート、20年新国立劇場『アルマゲドンの夢』(世界初演)に出演。コンサートでは「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」のエヴァンゲリスト、「メサイア」、モーツァルト/ヴェルディ「レクイエム」など、レパートリーは30作品以上にもわたり、サヴァリッシュ、アシュケナージ、C.ミョンフン、小澤征爾等の著名指揮者と共演。

 

ギターとの共演による《望月哲也 シューベルト三大歌曲シリーズ》のほか、CDIl mio tesoro」「Amarilli」「ひそやかな誘い~R.シュトラウス歌曲集」(マイスター・ミュージック)をリリース。国立音楽大学および大学院准教授。二期会会員


河野 紘子

Hiroko Kohno, curriculum vitae

桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を経て同大学研究科を修了。

 

これまでに桐朋学園大学声楽科嘱託演奏員、二期会研修所ピアニストとして勤務。アンサンブルに定評があり、「東京・春・音楽祭」、水戸芸術館主催「池辺晋一郎の肖像」に出演。その時の演奏は池辺晋一郎 室内楽作品集に収録されている。

その他、ソプラノ歌手小林沙羅氏のアルバムなどCD録音にも多数参加。

 

歌曲とピアノソロを交えたコンサートや、映像作品を製作するなど、企画力も高く評価されている。

 

 

またドラマや映画で話題となった「のだめカンタービレ」の主人公(上野樹里)の手・音の吹き替え、現場での指導を担当するなど多方面で活動の幅を広げている。